2008年を振り返って
本日、いよいよアドビスイート製品の最新バージョン「Adobe Creative Suite 4」が発売されましたね。スクールでの導入は、2009年4月を予定しています。
http://www.adobe.com/jp/
さて、ここで今年一年を振り返ってみたいと思います。
2008年は、サブプライムローン問題に端を発した世界的金融不安で、日本国内においても大企業の大幅な人員削減が毎日のように報じられた年でした。
今年のDTPに関連する事項を振り返ってみると…。
Mac OS XをベースとしたDTP環境がようやく本格的に始動した年だったのではないかと思います。
ごく最近まで、Mac OS 9+Power Mac G3, G4、アプリケーションはIllustrator 8, Photoshop 5.5, QuarkXPress 4.1が当然のように現役バリバリで活躍していました。
それが、アドビ社のバージョンアップ方針が過去3バージョンのみに変更され、マシンの老朽化・故障などで、ついにIntel Macへの買い替えを余儀なくされた…。そのタイミングが、ちょうど2008年だったのかもしれません。
印刷機材については、インクジェットプリンタが目覚ましい進歩を遂げた年でした。
そのことは、今年開催された世界最大の印刷機材展「Drupa」が、「インクジェットDrupa」と称されたことからも分かる通りです。
また、印刷、Webに続く媒体として、動画の制作がごく一般的なスキルになって来たことも印象的でした。GoogleではGoogle Mapに加え、地図上の地点を映像で確認できる「ストリートビュー」サービスがスタート。文字や図版では伝えられない情報配信を映像が担う時代を感じた一年だったと思います。
そして、Webにおいては、ブラウザを経由せずにエンドユーザとコミュニケーションを取るツールとして、RIA、デスクトップアプリケーションといったものが普及し始めた年でもありました。
ざっと、思いつくままを書いてみましたが、皆さんはいかがでしょうか。
2009年丑年は、どんな新しい、人をワクワクさせるような技術が生まれるのか。
楽しみに待ちたいですね。