JaGraプロフェッショナルDTP&Webスクール スキルアップブログ

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Bootcamp+Windows XPのディスプレイドライバ

またまた久しぶりの記事更新となってしまいました。 本日は、スクールに導入しているiMacについての話題です。 2007年10月から導入している21台のiMac達ですが、実は最近同じ現象のエラーを起こすものが何台か見られるようになって来ました。 いずれも、Mac OS X LeopardのBootcamp 2.1でインストールしたWindows XP作業中に起こるエラーなのですが、作業中突然画面がブラックアウトし、再起動せざるを得ない状況に…。 そして再起動すると、またもや黒い画面上に味気ない白文字で「Windowsが正常起動しませんでした」とのメッセージが現れるのです。 ここで「前回正常起動した設定で起動」を選択することで正常に起動できる場合もあれば、画面に何も表示されなくなってしまうという恐ろしいことになる場合もあり…。 原因は特定できないのですが、複数台に同じ現象が起きているということは、PC個体のエラーでは無いだろうと予想できます。 ネットでいろいろ検索してみたところ、どうやらiMacのディスプレイドライバがBootcamp上で動作するWindows XPを正式にサポートしていないことが原因である可能性が高いという結論に至りました。 モニタとPC本体が一体化しているiMacにこのような弱点があったとは…かなりショック。 とはいえ、iMac全台が同じエラーに見舞われているわけでもないのが不思議なところです。 iMac+Bootcamp+Windows XPのディスプレイに関するトラブル、実はこれ以外にもあります。 ローカルに保存されたHTMLファイルをFirefoxで表示すると、CSSで設定した文字色が違う色で表示されるという怪現象が起こっていたんです。しかも、IEで表示すると大丈夫という謎々のおまけつき。 この件については、スクールの谷先生が見事解決してくださいました。 原因はディスプレイの再描画速度の問題とのこと。 Windows XPの「グラフィックハードウェアアクセラレータ」の設定が「最大」になっていたので、調整のつまみを一段階左に設定変更。 試しにFirefoxでローカルファイルを表示してみましたが、見事CSSで指定した文字色が正しく表示されるようになりました。 この解決策、いくらネットで調べても見つからなかったので、同じ現象に悩まされている方のお役に立てれば嬉しいです。