JaGraプロフェッショナルDTP&Webスクール スキルアップブログ

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表記のルール

文章を書く際、気をつけたいのは表記のルールです。ルールを決め、ルールに基づき表記を統一する。当たり前のことのようで、意外と「その場しのぎ」的な対処をしていることも多いのではないでしょうか。 自分自身の覚書も兼ねて、きちんとルールを決めておいた方がいい事項を挙げてみたいと思います。 ●英数字の全角半角について 下記の例を見てもわかるように、同じ文字を入力しているはずなのにまったく違う見栄えになります。特に1番のような例は避けるべきです。 1. 全角半角混在:2008年6月30日(Mon) 2. 全角で統一:2008年6月30日(Mon) 3. 半角で統一:2008年6月30日(Mon) ●括弧の全角半角について 半角括弧はベースラインが下がって見えます。このような理由で、括弧は全角を使用する方が多いようです。 1. 全角括弧 (aaああ){aaあああ}[aaあああ] 2. 半角括弧 (aaああ) {aaああ} [aaああ] ●ください いたします 同じ文書内で「~ください」と「~下さい」が混在していることがあります。 同様に「いたします」と「致します」、「など」と「等」。他にもたくさんありますね。 意識的に使い分け、統一した方がよいでしょう。 ●1箇月 漢字で書くと「1箇月」。「1ヶ月」「1ヵ月」「1か月」といろいろな表記があります。自分の文章ではどの表記を使用するか、あらかじめ決めておく必要があると思います。
以前、スクールのテキストについても、表記方法の統一をはかるべく先生方と話し合いの場を持ちました。一番の問題はメニューコマンドの表記について。 「ファイルを開く」操作の表記を例に挙げると下記の通りです。非常にシンプルなコマンドの操作説明であるにも関わらず、表記の仕方は何通りもあり、どれが正解というわけでもありません。どの部分にどの種類の括弧を付けるか、文章的に表現するか、「→」などの記号を用いるか、様々な意見が飛び交いました。 1. ファイルメニューから「開く」を選択 2. 「ファイル」メニューから「開く」を選択 3. [ファイル]→[開く] 4. [ファイル]>[開く] 皆さんなら、どの表記が一番分かりやすいと感じるでしょうか?