携帯電話 機種変更の謎
先日、久しぶりに携帯電話の機種変更を行いました。
実は、1ヶ月少し前に携帯電話を水没させてしまいまして…。
幸いにも「完全故障」は免れたのですが、フル充電の状態にも関わらず、一度ネットに接続すると即バッテリーが無くなってしまうという困った事態に。
本来は水没後すぐに機種変更をするべきなのですが、1ヶ月先送りにした理由は、何を隠そう端末代金の高騰です。いや、「高騰」という表現は間違っていますね。そもそも以前は、原価より安い金額で端末が売られ、その分通話料が高く設定されていたのですから。
それでも、今まで長いこと「安い」と認識していた端末が何万円もお金を掛けなければ手に入らなくなったわけです。違和感をおぼえずには居られませんでした。
さて、そんな違和感を抱きつつも、ショップへ足を運びました。
店頭に並べられた最新機種はやはり魅力的です。水没させてしまった苦い経験から、今度は防水携帯にしようかな、などと考えつつ、窓口へ。
私の要望はひとつでした。
「とにかく安く機種変更したい」
そうすると、係の方は希望機種を選んだ上で見積を出すと言いました。
機種変更に見積…。不思議な感じ。
欲しい機種を選ぶと、ここから見積を片手に怒涛の説明が繰り広げられました。
「まず、携帯電話の端末には保証金○万円が必要です。また、代金は○万円ですが、これは一括払いではなく、12回もしくは24回の分割払いで、毎月の通話料金と併せて請求されます。ただ、お客様は現在の機種を24ヶ月以上ご利用で、さらに○○プランにご契約いただいているため、割引対象となりますので、実質○円となります。さらに現在キャンペーン期間中につき、○○円OFFになるんです。そして、最新機種に機種変更された方は、新しい○○プランが適用され、基本料金が現在より○○円安くなるので、基本料金に端末の分割払い分が上乗せされても、現在の基本料金とほぼ同等となりますね。さらに、お客様の場合ポイントが○万円貯まっているので、これを端末の保証金の支払にあてることができますので、○百円だけお支払いただけばいいわけです。」
…………はぁ…そうですか。としか言いようがありませんでした。
なんせ、話が複雑すぎて、最初の方の説明と最後の方に出てきた説明が頭の中でうまくつながらないのです。
改めて見積に目を通すと、どうやらキャンペーンやポイント制度、最新のお得な基本料金プランなど、さまざまなカラクリが適用され、端末料金の分割払い分を含めても、現在の基本料金と20円しか変わらないということらしい。
端末代金の分割支払い終了後は、最新のお得な基本料金のみの支払となるので、現在より大幅にコストを下げることができるようにもなるようです。
さらには、携帯端末の保証金もポイントで支払うことができたので、現金として新たに負担したのはほんの数百円でした。
端末代金分がどーんと重くのしかかることを覚悟の上で機種変更を決意した私は、とても拍子抜けしてしまいました。こんなことなら、もっと早く決断すればよかった…。
私と同じく、「機種変更したいけど、今って端末の値段が高いんだよね」「今より支払金額が上がるよね」と思っている方。一度、ショップに行って見積を出してもらった方がいいかも!と思う今日この頃なのでした。