JaGraプロフェッショナルDTP&Webスクール スキルアップブログ

JaGraプロフェッショナルDTP&Webスクールの講師とスタッフが綴る、日々感じたさまざまなできごとやお役立ち情報!

ベクトルの内積や外積はどのように使うのか

ActionScript 3.0で始めるオブジェクト指向スクリプティング

gihyo.jpに寄稿している「ActionScript 3.0で始めるオブジェクト指向スクリプティング」の連載が、おかげさまで50回を超えました。これからは数回にわたって「ベクトルの内積外積三角関数」を扱います。第51回は「ベクトルの内積で面の向きを調べる」です。

スクリプトでアニメーションをつくろうとしたとき、数学の知識が求められることは少なくありません。何かを回そうとすると、三角関数がマメに顔を出します。学校でベクトルの内積外積を習ったときなど、何の役に立つのかと訝っていたら、3Dの表現にたびたび登場します。

3d cube 3d cube

もっとも、習ったかどうかさえ定かでない人もいるでしょう。それに、今さら高校の数学の授業から始めたら、本論に入る前に力尽きる人たちが続出するかもしれません。そこで、この連載は立ち位置をつぎのように決めました。

といっても、数学的にきっちり理解しなくてもよい。エンジンやサスペンションの仕組みは知らなくても、機能さえわかれば車は運転できる。もっと実感しやすい例でいえばフィルタだ。きわめて高度な数学演算の結果を、筆者も含めて多くのユーザーは内部処理を知らぬまま使っている。ただ、どのパラメータが結果にどう反映されるかさえわかっていればよいからだ。

数学に興味のある読者のことも考えて、理屈の説明は後に加えるかたちとしました。連載は比較的簡単な例から始めつつ、どこかの有名サイトで見た覚えのあるような表現までカバーできればと考えています。

www.intentionallies.co.jp

 

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