JaGraプロフェッショナルDTP&Webスクール スキルアップブログ

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イラストレーションを開くことができません。

Illustratorで「.ai」ファイルを開く際に、「イラストレーションを開くことができません。」のアラートが表示しファイルが開けないことがあります。

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教室でもその現象が起きるタイミングはまちまちで(同じ環境、同じ階層、同じファイルなのに)特定のマシンだけに起こるわけでもないようです。特にCS6の際によく起きた現象で、CCになってから私はこの現象を体験していません。

[ファイル]メニューから[開く]でNGでも、ファイルをダブルクリックで開けたりと、なんとか回避してきたものの、現場ではお困りの方もいるようです。

Adobeのヘルプサイトで、いくつかの解決方法が提示されていたので、ここに共有しておきます。いずれかの方法で開くといいですね。

参考サイト:「イラストレーションを開くことができません。...不正なオペレータ"%% PageTrailer"」が表示される

グラデーションの角度を保持して摘要

Illustratorで、スポイトツールを使ってグラデーションを適用すると、グラデーションの角度が保持されません。

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これは、スポイトツールのオプションで変更することができます。

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[スポイトツール]のボタンをダブルクリックして、「スポイトツールオプション」ダイアログボックスを表示します。

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アピアランス]にチェックを入れて、[OK]ボタンをクリックします。
これで、グラデーションの角度を保持して適用することができます。

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角度やカラーなど修正が生じる可能性があるなら、[グラフィックススタイル]パネルに登録して利用するといいでしょう。


参考サイト:グラフィックスタイルの2つのメリット

「オブジェクトが消去できません」の解決策

Illustratorで文字を入力する際に、オブジェクトのパス上でクリックして「エリア内テキスト」のテキストボックスに変わってしまったというミスはありがちです。


あとで気付いたときに、空(カラ)のテキストオブジェクトを削除しようとすると、「オブジェクトが消去できません」とアラートが表示されて削除できないという現象が起こると、受講生から質問をいただきました。

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検証したところ、空(カラ)のテキストオブジェクトが他のオブジェクトとグループ化されている場合に起きるようです。
[グループ選択ツール]でテキストオブジェクトを選択し削除しようとすると、再現することができます。もちろん、グループ解除すれば問題ないのですが、複雑にグループ化している場合は解除したくないとのこと。


解決策としては、下記の2案。
1. そのグループを選択し、[書式]メニューの[アウトライン作成]を実行すると空(カラ)のテキストオブジェクトがなくなります。
2. [選択ツール]でグループをダブルクリックし、「グループ編集モード」で空(カラ)のテキストオブジェクトを選択して削除します。

しかし、どちらの方法も空(カラ)のテキストオブジェクトを自分で見つけるというのが前提です。
そこで、Illustrator側で自動的に探して消去する方法がベストの解決策です。

[オブジェクト]メニューの[パス]→[パスの削除...]で、[パスの削除]ダイアログボックスを表示します。

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[空のテキストパス]にチェックを入れて、[OK]ボタンをクリックします。

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あらかじめオブジェクトを選択していなくても、ドキュメント上の空(カラ)のテキストオブジェクトをすべて消去することができました。

同じ悩みでお困りの方は、ぜひ活用してください。