JaGraプロフェッショナルDTP&Webスクール スキルアップブログ

JaGraプロフェッショナルDTP&Webスクールの講師とスタッフが綴る、日々感じたさまざまなできごとやお役立ち情報!

「オブジェクトが消去できません」の解決策

Illustratorで文字を入力する際に、オブジェクトのパス上でクリックして「エリア内テキスト」のテキストボックスに変わってしまったというミスはありがちです。


あとで気付いたときに、空(カラ)のテキストオブジェクトを削除しようとすると、「オブジェクトが消去できません」とアラートが表示されて削除できないという現象が起こると、受講生から質問をいただきました。

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検証したところ、空(カラ)のテキストオブジェクトが他のオブジェクトとグループ化されている場合に起きるようです。
[グループ選択ツール]でテキストオブジェクトを選択し削除しようとすると、再現することができます。もちろん、グループ解除すれば問題ないのですが、複雑にグループ化している場合は解除したくないとのこと。


解決策としては、下記の2案。
1. そのグループを選択し、[書式]メニューの[アウトライン作成]を実行すると空(カラ)のテキストオブジェクトがなくなります。
2. [選択ツール]でグループをダブルクリックし、「グループ編集モード」で空(カラ)のテキストオブジェクトを選択して削除します。

しかし、どちらの方法も空(カラ)のテキストオブジェクトを自分で見つけるというのが前提です。
そこで、Illustrator側で自動的に探して消去する方法がベストの解決策です。

[オブジェクト]メニューの[パス]→[パスの削除...]で、[パスの削除]ダイアログボックスを表示します。

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[空のテキストパス]にチェックを入れて、[OK]ボタンをクリックします。

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あらかじめオブジェクトを選択していなくても、ドキュメント上の空(カラ)のテキストオブジェクトをすべて消去することができました。

同じ悩みでお困りの方は、ぜひ活用してください。

Illustratorイラストレーター)講座

「TeraPad」のエラーメッセージ

WebセミナーでテキストエディタTeraPad」を使用してますが、上書き保存する際に『他のプロセスにより書き込みが禁止されている可能性があります。書き換え禁止をセットしました。』というエラーメッセージが表示され、保存ができなくなる現象が起きました。

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そのファイルを他のアプリで開いているわけでもなく、別名保存して作業していてもまたしばらくすると同じ現象が出ることもあり、大変不便です。

 

調べたところ、同じ現象でお困りの方がたくさんいるようでしたが、どうして起こるのかは不明です。皆さん、解決できればそれでOKのようです。(笑)

 

その解決方法は、ファイルを置いてあるフォルダを開き

「整理→レイアウト→プレビューウィンドウのチェックを外す」。

 

覚え書きとして。

2014年4月の消費税率変更と受講料について

2014年4月1日からの消費税率変更にともなう、スクール受講料とお申し込みに関するお知らせいたします。

スクール受講料は、今まで消費税込みの金額を掲載しておりましたが、今後は「各講座受講料の本体価格+消費税」とさせていただきます。

なお、2014年3月31日までにいただいたお申し込みにつきましては、2014年4月以降に開催される講座の分であっても、消費税5%にて受付いたします。

2014年4月1日以降のお申し込みは、消費税8%を申し受けますので、予めご了承ください。