Adobe vs Apple
4月12日に発表されたAdobe Creative Suite 5のラインナップのひとつFlash Professional CS5には、iPhoneアプリケーションを構築できる機能「Packager for iPhone」が備わっています。ところが、AppleがiPhone OSのライセンス条項を大きく変更したため、FlashでiPhoneアプリケーションを正規に公開することはできなくなりました。
マイコミジャーナル「Appleと距離を置いたAdobeが譲れなかった"クロスプラットフォーム"戦略」
開発者やユーザーの疑問や不満の声に答えるため、AppleはSteve Jobsの署名で「Thoughts on flash」(英文)という公式見解を発表しました。英文・日本文を含め早速blog記事が投稿されています。興味のある方は参考にされるとよいでしょう。
Toolog.net「Thoughts on Flash 日本語要約」
君のてのひらから「訳してみた – Thoughts on Flash」
NOZAKI.COM「ジョブズが”Thoughts on Flash”を出してた」
Jesse Warden dot Kizz-ohm「Steve Jobs on Flash: Correcting the Lies」(英文)
なお、2010年5月30日日曜日に開催される「F-siteセミナー」では、iPhoneアプリケーションを含めてFlashに関わる3つの入門的な講演が予定されています。現在、参加受付中です。
[追記] 本投稿の後に公開された記事とblogを以下に掲げます。
ITmedia News「『Flashの方こそクローズドだ」――AppleのジョブズCEOが反論 』
IT翻訳者Blog「スティーブ・ジョブズ『Thoughts on Flash』参考訳」
てっく煮ブログ「なぜ iPhone に Flash が搭載されないのか(Appleの弁)」