電子書籍はePubエディタで作ろう
皆さん、こんにちは。
今回、「電子書籍制作講座」を担当させていただいている、阿部信行です。
電子書籍については、出版業界、印刷業界を含め、いろいろな業界でも注目されているテーマの一つですね。先日、第一回目の講座を行わせていただきましたが、両業界のほか、一般の方も、自分で電子書籍を作りたいという目的で受講された方もいらっしゃいました。
ところで、ひとくくりに電子書籍といっていますが、大きく分けると、
このうち、書籍形態の電子書籍のスタンダードなフォーマットとされているのがePubです。当講座でも、このePubを利用した電子書籍制作の方法をメインに解説しています。
ePub形式の電子書籍制作方法にはいろいろありますが、講座では「Sigil」というePubエディターを利用した方法を解説しています。また、動画を組み込んだePubの制作では、「eCub」を利用しています。
InDesignを利用してePubを制作することもできます。当講座でも、その方法を解説していますが、結論から言えば、InDesignは雑誌形態の「Digital Magazine」を制作するのに適したツールだというのが実感です。
また、既存のInDesignでDTPした書籍をePub変換するという方法も解説してますが、必ずしも適切な方法とはいえません。やはり、InDesignでDTPしたものは、紙媒体で「見せる」ことがメインに制作されたものであり、それをePubに変換するには、デザインや設定など、犠牲にするものがあまりにも多すぎるのです。
それよりは、書籍用の素材を準備し、最初からSigil等でオーサリングした方が効率的です。
電子書籍の講座を行うにあたり、いろいろと調査/体験しましたが、ざっくりと、上記したような感想を持った次第です。
先日、雑誌形態の「Digital Magazine」を制作するためのソリューションとして、Adobeより「Digital Publishing Suite」が発表されましたが、これらのツールの使い方などの講座もやってみたいと感じている次第です。
電子書籍は奥が深いので、これからももっと追求したいですね。
今回、「電子書籍制作講座」を担当させていただいている、阿部信行です。
電子書籍については、出版業界、印刷業界を含め、いろいろな業界でも注目されているテーマの一つですね。先日、第一回目の講座を行わせていただきましたが、両業界のほか、一般の方も、自分で電子書籍を作りたいという目的で受講された方もいらっしゃいました。
ところで、ひとくくりに電子書籍といっていますが、大きく分けると、
- 文字を中心とした電子書籍
- レイアウトを重視した電子雑誌
このうち、書籍形態の電子書籍のスタンダードなフォーマットとされているのがePubです。当講座でも、このePubを利用した電子書籍制作の方法をメインに解説しています。
ePub形式の電子書籍制作方法にはいろいろありますが、講座では「Sigil」というePubエディターを利用した方法を解説しています。また、動画を組み込んだePubの制作では、「eCub」を利用しています。
InDesignを利用してePubを制作することもできます。当講座でも、その方法を解説していますが、結論から言えば、InDesignは雑誌形態の「Digital Magazine」を制作するのに適したツールだというのが実感です。
また、既存のInDesignでDTPした書籍をePub変換するという方法も解説してますが、必ずしも適切な方法とはいえません。やはり、InDesignでDTPしたものは、紙媒体で「見せる」ことがメインに制作されたものであり、それをePubに変換するには、デザインや設定など、犠牲にするものがあまりにも多すぎるのです。
それよりは、書籍用の素材を準備し、最初からSigil等でオーサリングした方が効率的です。
電子書籍の講座を行うにあたり、いろいろと調査/体験しましたが、ざっくりと、上記したような感想を持った次第です。
先日、雑誌形態の「Digital Magazine」を制作するためのソリューションとして、Adobeより「Digital Publishing Suite」が発表されましたが、これらのツールの使い方などの講座もやってみたいと感じている次第です。
電子書籍は奥が深いので、これからももっと追求したいですね。