RIA
RIAという言葉をここ最近よく耳にします。
RIAとは、"Rich Internet Application"の略。
「FlashでリッチなWebアプリケーションを作る」などの宣伝文句を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
「リッチなWebアプリケーション」とは、HTMLのみで作られたWebページでは実現できない、操作性・表現力に富んだWeb上のアプリケーション全般をさすのですが、最近では、Webブラウザ上で動作するRIAのほかに、ブラウザを介さずRIA単体で動作するものも多数開発されているのが特徴です。
RIA単体で動作するものの例としては、アスクルが提供しているデスクトップツール「アスクルデスクトップ」や、株式会社アートスタッフが提供している大学オリジナルのガジェットを作成するサービス「キャンパスガジェット」などがあります。
そのほかにも、「デスクトップツール/ガジェット」などのキーワードで検索すると、さまざまな企業が提供している無料ツールが見つかるでしょう。
数年前まで、Webアプリケーション・デスクトップアプリケーションの開発は、一部の高いスキルを持った技術者にのみ許される領域でした。
それが、現在はアドビシステムズの「Adobe AIR」、マイクロソフトの「Silverlight」などのプラグインが登場したことによって、アプリケーション開発がより身近な技術となりつつあります。
各企業が、独自アプリケーションをお客様向けに配布するのが当たり前…。そんな日が来るかもしれません。